前回の優しいオージー集、第二回目でございます(笑)またまた、ベビーカーで、エレベーターの無い駅に降り立ったときの困り果てたときに遭遇したお話です。
品川?のような駅にもエレベーターが無かった2023年春・・。
「Redfern」という駅がシドニーの中心部にありまして、中心部であるので、そこから結構枝分かれに各方面の電車にのれるという分岐点的な役割の駅があります。分岐点ということはそれなりにホームの数も多くて、利用客ものものすごく多いです。そんな大きな駅にまさかエレベーターが無いなんて夢にも思わずのんきに降りた日本人のわたしでした(笑)。初めて降りたとき、ホームにいる駅員さんがたまたまマッチョな男性の方で、
わたし「どこにエレベーターあるの?」
と聞いたら、
マッチョの駅員さん「この駅にはエレベーターが1個くらいしかなくて、このホームにはないねん。」
わたし「え、このホームにないんや。どうして階段を上がっていかはるんですか?」
マッチョの駅員さん「ここでは僕みたいな人が手伝えるから大丈夫だよー!」
と快くベビーカー一緒に上に運ぶの手伝ってくれました。「めっちゃありがとう!」なんですけど、やっぱりその後は Redfern駅を使うのをやはり敬遠してしまいしばらく使わないでいました。分岐駅であるから、この駅が使えないとなると、結構不便なんですよ、代わりにバスとか使って無駄に遠回りしたり・・・。
しまった。。エレベーターないホームや・・・。
先ほども説明した通り、ここの駅は一つか二つエレベーターがあるホームがありました。どうしてもその駅に降りないといけない用事があり、でもたぶんそのエレベーターがあるホームに降り立つだろうなと思ってたので降りてみたら、「あ、無い・・・。」結局降りたホームは階段のみのところでした・・・。結構、次の予定まで時間ギリギリで急いでいたので、あわてて前のマッチョな駅員さんを探すも見当たらず。。。。右往左往していてやっと見つけたのはアジア系のお爺さんの駅員さんでした。
わたし「すいません。。ベビーカー持ち上げるの手伝ってもらえませんか?」
駅員爺「この駅はエレベーターないし、違う駅に行ってそこからバスで行け」
わたし「そう思ってググったのですが、この駅がさけて通れないみたいで・・・・」
駅員爺「じゃあ、わしもこの駅を使わない目的地への行き方を一緒に調べてやる」
といって、自分のスマホで行き方を調べだした・・・。
わたし「あの、、だれか駅員さんで一緒にベビーカー持ち上げてくれる人いませんか?」
駅員爺「誰もおらん」
わたし「すいませんが、あなた手伝ってもらえませんか?」
駅員爺「わしゃ、腰痛もちやしできん」
わたし「じゃあほかにだれか・・・」
駅員爺「おらん。ここのホームにはしばらく電車がこないから、手伝える人はおらんわ」
・・・あぜん。。。こんな大きいホームでだれも手伝えないってどういうことやねん。その持ってるトランシーバーでだれか呼んでよって思った。。。もう爺のことはすんなりあきらめて、自分でほかの駅員さんを探すことに。とりあえずベビーカーだけホームにおいて、1歳の息子を抱っこして、2階の連絡橋の方までいくと、たくさんの人が。
やっぱり登場!優しいオージー。
わたしが1歳の子を一緒にベビーカーも気にしながら不審な動きをしてたのか、オージーのおばちゃんが、すぐに察してくれて、
おばちゃん「あ。ベビーカーがあるから困ってるんやな!誰かの助けが必要やな!」
そうやってあたりを見回すと、駅員さん男性3人組が暇そうに?w歩いているではないか!おばちゃん、すかさず、
「HEY!BOYS!」(←オーストラリアではなぜか年齢関係なくboyやgirlと使うことがよくあるw)
と男性駅員達さんたちを呼び寄せ、
「こちらのレディーが、ベビーカーホームにおいてあって困ってはるし、だれかあげたってー!」
と大きい声で伝えてくれました。そしたら、BOYSも快く引き受けてくれ、その中の一人がベビーカー持ち上げてくれる姿をなぜか後の二人のBOYSが動画でとってました(笑)。ベビーカーあげてもらったあと、
BOY「不便な駅でごめんやで~。でもな、Look! 今この駅は工事中なのがみえるやろ?あれはエレベーターを作っているんや、ほんとにもうすぐ便利になるんやで~!!」
と言って去っていった。このときBOYが「really soon」といっていたのがすごく印象にのこっていました。
あれから数か月・・・・・
おばちゃんとBOYS、快く助けてくれて、本間ありがとう!!!
だけど、はやり、よほどのことが無い限り、Redfern駅は使いたくないですよね。。。だからエレベーターができてから思う存分使おうと思っていました。あれから数か月。。。待てど暮らせど、ずーっと工事中で、結局日本に帰る4月もまだまだ絶賛工事中でした。。エレベーターを使うことなく帰国(笑)。BOYのいっていた「really soon」ってw。わたしの感覚では「really soon 」は長くて1か月くらいw。今は12月。。。さすがに工事は完了しているかな?(笑)