日本に住んでいるとオーストラリアの医療制度についてもよく聞かれることがありますので少し書いてみたいと思いました。
オーストラリアの保険証
オーストラリアにも保険証というものがあり、メディケア “medicare” というカードです。毎回医療機関にかかるたびにこのメディケアを提示します。
困ったときはまずGP
専門医は敷居が高いというか、自ら志願していくことができないので、救急患者ではない限り、なにか症状のある時は、まずはGP(一般医)に行きます。GPは専門医ではないのですが、浅く広く医療のことを知っているので、大抵GPで始まりGPで終わります。
個人で開業されているところもあれば大きくて何人ものGPが在籍されているところもあり、規模はいろいろです。
それにより時間帯も様々で、大きい規模のところであれば週末も空いているところが多いです。ただ、自分の診てほしいと思うGPがその日にいないことや予約で埋まっていることがかなり多いです(笑)。
気になる料金
GPの看板やHPに ” bulk billing ” と書いてあれば、そこは診察代無料です。以前は結構多かったのですが、去年2022年にシドニーに行ったときは、bulkbilling (無料)のお医者さん、結構減っているみたいで、支払わないといけないクリニックが増えてきていると聞きました。実際、「料金制度が〇月から変わります」、「料金が〇月から発生するようになります」とかのお知らせを結構みました。
「えー、bulk bill つづけてほしい~」←心の声w
診察代有料の病院も、日本のように何割かはメディケアが負担してくれて、残りの割合を患者側が負担するというものです。料金は、医者、病院、時間帯によっても変わります。
5歳以下は無料のところもあったり、病院によって料金システムがだいぶと違うのでよく調べてから行ったほうが良いです。
ちなみに、わたしはいつも “bulk billing” のところに行っていましたが、だんだん減ってきているらしいので今後がちょっと心配になります(汗)。
薬代、結構するよw
bulkbilling のお医者さんに診察してもらっても、処方された薬代は同じようにかかります。
薬については思い出すことが出てきたので、別記事にも書きたいと思います。
なんかめっちゃ混んでるやん。。。
シドニーという都会にいたかもしれませんが、シドニーのGP、予約が全然取れなくて大変でした。自分のことだと少しは我慢できても、特に小さい子供だと、その日に診てもらいたいときって多いですよね。でも予約取れないこと多くて、症状によっては別の日とか別の病院とか、救急外来とかに行っていました。
毎回違う先生のご登場w
冒頭でも書いたように大きい病院だとGPが大量に在籍されています。わたしのよくいっていた病院も結構な数のGPがおられて、さらに毎日混んでるので、当日診てもらえるだけで御の字状態。前回会った先生にまた診てもらいたいな~って思っても、当日の場合は選べる余裕がなく結果毎回違う先生でした(笑)。
救急外来の場合は・・・・・。
先ほども説明したように小さい子供の症状は親であってもよくわからなくて診てもらわないと、不安になったりします。そんなときは ホスピタル “Hospital” といって大きい総合病院の救急外来に行きます。ホスピタルは全部無料ですが、通常の待ち時間は日本人の想像を超えるほど待ちます。またこの救急外来については後日別記事にして書きたいと思いますので良かったらチェックしてみてください!
それではまたー!!