英語力0で現地の【小学校】に行く 

学校プレップ

5歳の長男がプレップに行くようになってはや1週間・・・、母子の初登校奮闘記です。

プレップってなに・・・。

まず、「プレップとは?」となりますが、言葉は知っていたのですが、実はわたしも、今回息子が行くようになってだんだんわかってきた感じです。
英語では、Preparation school (プリパレーションスクール)、略して ” PREP “。
プレスクールの略かと思っていましたがまたそれとは違うようでした。
5歳児(日本でいうと年長さん)が来年から小学校へ行く前に少し慣れましょうということで、小学校入学準備クラスがプレップみたいです。こちらはオーストラリアでは義務教育のようです。

         

オージーですが英語喋れませんw

息子は見た目も英語喋れそうですが、ばりばり日本社会で育ったので、英語の免疫がありません・・・。オーストラリアに来て1か月たちますが、公園とかで同い年くらいの子がいても、「英語の人たちやから・・・」といって心を閉ざしておりました。
そんな中でも、学校には行ってもらわなければと、この度近くの学校に入学することになりました。

まずは面接へ

「そろそろ学校へいかなあかんなぁ。」と、この一か月間、母のわたしは息子に “学校” という言葉をときおりちらつかせるのですが、いまいち無反応の息子。なんや、行く覚悟できてるんかなと言わんばかりの無反応ぶり。
入学の前に、校長先生とまず面接がありましたが、その時も様子はとくに普段と変わることはなかったです。結局、校長先生から次の週から学校へ来てくださいと許可がおりその日は家に帰りました。

制服をみてビビるw

翌週から始まるので、金曜日に制服を取りに学校へまた行きました。家に持って帰って一度試着代わりに実際に着させてみました。
それが金曜日の夜だったのですが、夜寝るときに、突然、泣いて「僕、学校行きたくない・・・」とシクシク泣きながら寝ていました。制服を見て現実味を感じたのでしょうか・・・。次の日の土曜の夜、日曜の夜、連続で泣きながら寝ていきました。
次の月曜日はオーストラリアでは祝日で、実際初登校は火曜日からだったので、月曜の夜も泣いていました。

           

突然の発熱・・・

月曜日の夜は、母のわたしもオーストラリアの小学校のことは全く初めてでそわそわしていたのですが、泣いている息子の様子を見ていると、なんだか熱い。。。体温計を測っていると、39度超え・・・。
翌日、学校行けそうになく、初日目からお休み決定。
その後、水曜、木曜となっても、高熱のまま下がる様子もなく、木曜日に病院にいったのですが、だされた薬も飲まずに吐き出すのでどうしたものかと思っていたのですが、金曜日のお昼くらいからなんかちょっとずつ食欲や気力がでてきたみたいで、週末にはすっかり熱も下がりやっと治ったようでした。
熱の背景には、なにか学校の緊張かストレスもあったのかなぁ~、と思わせんばかりのタイミングでの発熱でした。

初登校の日

結局、前の週全部休んで、1週間遅れで、やっと無事に登校。事務の方に教室に案内してもらい、いろいろ伺っていると、息子と一緒の日に同じクラスに入学する女の子もいるみたいでした。(ちなみにその子はお迎えのときにお母さんがおっしゃっていたのですが、前の学校でいじめの問題があって転校してきたとのことでした)
クラスへ行く間、すでに息子はシクシクと泣いていていました。大声を出さずに頑張っていました。クラスについたら先生がいて、とりあえず、トイレと水分補給だけは心配だったので、先生に、息子が英語が全く喋れないのでトイレとお水のお声がけをしてほしいとお願いして帰りました。

水、木、金

火曜日から始まった学校。水曜日は普通にいったのですが、木曜、金曜と連続でお見送りのときシクシク泣いて教室に入っていきました。
先生にいろいろ様子を聞いていたのですが、学校ではやはり全く喋っていない様子。初日に先生が「彼はシャイなんだね」と言われましたが、いや、たぶん、普通に言葉がわからないだけだと・・・。家、日本ではめちゃくちゃ喋るのでシャイではないと思います・・・・・。
家では「ママ、学校って暇なところだ~」と言っていました。それは普段家でゲームとかしているから、それに比べたら全部暇やろ・・・とも思いますが、暇なのは、言葉の壁もあるのでしょう・・・。
あとは「靴を一日中はいて過ごすのが嫌だ」とも言っていましたが、でも日本も上靴はくからなぁ・・・。
いろいろと不満をこぼす息子・・。子供なりにいろいろお考えがあるようですw

気をつかっていたたきまして・・・。

なんやかんやといいながら、無事最初の週が終わりました。今のところ、本人は来週も行く気をしている様子でホッとしております。
他の学年に日本人の子が何人かいるらしく、その日本人の子たちと日本語で喋る時間をもうけていただいたりもしたみたいでフォローがありがたかったです。
そして、金曜日、お迎えのときにカバンの中をチェックしたら、「今週の生徒」の賞状 (MVPの週バージョンの様な)が入っていてみんなの前でもらっていたみたいです。当の本人は「なんかもらった」と言っていて、一体なにをもらったのか理解していないようですが、先生のお気遣いがこんなところにも・・・。ありがたいです。

賞状

まとめ

今回は英語が喋れずに現地の学校へ参加する息子の様子を書きました。
この1か月、だらだら遅寝遅起きしていたので、わたしも目覚ましを設定して生活リズムの調整が始まりました。
第1週目、無事にのりきった息子。2週目は泣かずに行けるかな?!